はんぶんのしっぽ

保護犬を迎えました。 想像以上に大変な毎日を過ごしています。 いつかこの日々が笑い話になる時のために そしてこの大事な日々を忘れないよう 書き留めていきたいと思います。

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歩という犬

歩を預かって1週間たちました。
だいぶ歩という犬の個性が見えてきた気がします。

DSC_1665.jpg

この子はものすごくものすごく愛情に飢えている気がする。
問題行動と思われるものはすべてはそこから来るものなのでは。
と思ってしまう。

例えば、私が一緒にいるフロアから違うフロアに移動する際、
行ってほしくないのか必ず飛びついて服を引っ張ります。
これは毎回。
ただ、この時に服が破かれるか、着ている服によってはそのまま身にも歯が当たって
結構なケガをすることがある。
ただ、人間に対して攻撃的なわけでは絶対にない。
ところがこの時ウーウー唸りながらだし、
歯茎むき出しで飛びかかって来るので人によっては怖い思いをするのはたしか。
これをただ、攻撃的な問題犬とみるかみないか。

私が思ったのは、この置いて行かれる不安感がいつか解消されたら少しずつ治まって行くんじゃないかな。と。
でもそれにはこの子にがっつり向き合ってゆっくり歩のペースで時間をかけてあげなくてはいけないんじゃないかと思ったの。

それって、ふるむの時に体験して、そのことがどんなに大変な事か知ってる。

些細な行動を全て考えながら、制限されながら生活していくことになるの。
例えば、ゴミを出しに行くことだって、トイレに行くことだって、コーヒーを淹れることだって、
ご飯を食べることだって、作ることだって、服を着ることだって、洗濯物を干したり取り込んだりだって、
何をするにも全部全部制限がかかる。
タイミングや様子を見ながらすべてこの日常生活を送らなくてはいけないの。

犬に合わせ過ぎと思われるかもしれない。
でも、私のやり方はこれしかできないの。
だってどこでその犬がどうなるか見て行かないといけないし、
どうすれば行動をひどくさせずにお互い気持ちよく生活ができるか
方法を探し出していかなきゃならない。
対処法を探しながら毎日を過ごしていかなくてはならない。
ケガをしないためにもね。それに物や家具を壊されないためにもね。
そのためには私にはこういうやり方しかできない。

歩は特に行動にまず飛びかかることが前提としてあるので慎重にやらないといくつも傷を作ることになる。
実はその対処法の一つとして家にいる時は必ず破られてもいい服しか着ない。
実際2着ほどやられているし、結構な身体の傷はすでに5か所になっている。
肌が露出できないほどの痕になることは間違いないほどの傷。

ふるむにもたくさんの傷を作られた。
私の体は恥ずかしいほどの傷跡だらけ。
でもそこまで覚悟しないとこんな犬と生活はして行けないと思っている。

そう思った時に、その役目は私達じゃない。と思ったの。
正直、歩にそこまでは出来ない。 理由がみつからない。
預かりといえども真剣勝負の生活をしていかなきゃいけない。
それをするのは私達ではない。と。
それをするべき人間はほかにいる。と。

こういった真剣勝負はふるむの時に十分経験してきた。
嫌ってほど。
ありったけの愛情を持って一つ一つ問題を乗り越える・・・。 
信じるしかない。
いつ来るかも分らないゴール。
器用じゃない私たちはそこまでの気力、体力を預かりの犬に出来ないんです。
生活のすべてを歩にささげなくてはいけなくなるから。

ふるむが大事です。
ふるむだってまだ手がかかる。
尻尾を咬んでしまうこともまだまだある。
そんな子はふるむだけで十分です。
でも、そんなふるむに貰った かけがえのない幸せな生活。
この体験(苦労)があるから(あったから)こそ、確実に感じる事のできる愛情。。
この気持ちは、私達ではなく、この先 未来の歩と関わる誰か。
そんな人の為にあるような気がしたの。

今回も歩を通してたくさんの事を学びました。
ふるむとはまた違う事を教えてもらいました。
愛情も少しずつわいてきました。

だからこそここでこの決断をしたことは本当に苦しい。
ちゃんと最後までつきあってあげられなくてごめんねって。

歩は私に対する依存度がどんどんエスカレートしていってます。
この家にどんどん安心していってます。

決断をしたからには歩の為にも早くここから離してあげないといけない。
でないとまた裏切られた感が大きくなるのでは。
と勝手ながらにもそう思ってしまう。

だから、今日。歩をお迎えに来てもらうことを決めました。

ごめんね。歩。
中途半端な事しかできなくて。
1週間だけど私にすべてぶつけてくれたね。

がんばって愛されるいい子になるんだよ。
どんなに時間がかかってもね。

救われた命なんだから。

ほんとにごめんね。
それからたくさんの事を教えてくれてありがとう。

そしてがんばれ、歩。

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[ 2015/08/17 23:30 ] 歩の預かり日記 | TB(0) | CM(0)
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